●スキル付加効果

 スキルによっては以下の特殊な付加効果を持つ。

 

●貫通
 対象の加護を無視してダメージを算出する。
 
●反射
 敵の攻撃対象を、攻撃を行った敵自身へ変更させる。
 
●必中
 命中判定を自動成功扱いにして、ダメージ判定を行う。【行動】スキル:カバーリング不可。
 
●無効化
 明記されたスキルの効果を打ち消す。
 例:『呪的攻撃無効化』を使用した時、その呪的攻撃によるダメージ及び状態異常等の副次効果を打ち消す。

 例:『貫通無効』を使用した時、貫通効果を無効化する。攻撃そのものは通る。
  
●中止
 明記されたスキルの使用を中止させ、スキルの効果そのものを打ち消す。
 例:敵が攻撃を宣言した後、中止スキルを宣言。スキルの効果を打ち消す。

 

●攻撃に[状態異常]を付加
 自身の物理又は呪的攻撃に状態異常の効果を付加します。攻撃する時又は攻撃が命中した時に効果が発生します。

 状態異常の内容については状態異常のページを参照して下さい。
  例1:自身の攻撃に侵蝕[Lv]を付加。攻撃が命中した時、敵に侵蝕[Lv]を付与する。
 例2:自身の攻撃に[金属性]付加。攻撃する時、属性を[金属性]に変更して属性相性を発生させる。自身の属性は変化せず、攻撃の属性が変化する。

 

●結界
 『霊的技術+2d6』で技能判定を行い、技能判定結果分の『結界加護』を対象に付与する。

 この『結界加護』はダメージ計算直前に、その数値だけダメージを軽減する。仮に『結界加護』以上のダメージを受けた場合、『結界加護』の効果は消える。この時、超過分のダメージが対象に与えられる。なお、スキル対象の加護は適応される。この効果は累積しない。

 又、『結界加護』は各陣営で1つの数値まで保持される。既に『結界加護』を保持している状態で、再度『結界加護』の効果を持つスキルが使用された場合、大きい数値が適応される。

 又、貫通効果が付与・付加されたスキルを受ける時は敵のダメージ判定に+4の補正が与えられる。

 又、判定時にファンブルやクリティカルの出目が出た場合ボーナスやペナルティは発生しない。

 

 例:【汎用】スキル:特化結界使用。霊的技術+2d6を行い、技能判定結果で『10』が出る。味方全体は『結界加護10点』を得る。

 敵から全体攻撃6d6を受ける時、ダメージ計算直前に『結界加護10点』分を軽減する。味方全員の加護が3とすると、

 (ダメージ判定6d6-結界加護10点)-(対象の加護3)=実ダメージとなる。